カンボジアとロシアが協力を拡大

カンボジアとロシアは、複数の分野における二国間協力の更なる強化と拡大へのコミットメントを再確認した。

カンボジア通信社(AKP)によると、この再確認は、10月28日、マレーシアのクアラルンプールで開催された第47回ASEAN首脳会議及び関連首脳会議の傍ら、カンボジアのフン・マネト首相とロシアのアレクセイ・オーバーチューク副首相との会談で行われた。

オーバーチューク副首相は、カンボジアはロシアの長年の友好国であり、両国は数十年にわたり伝統的な関係を維持してきたことを強調した。また、ロシアは、特に貿易、経済、繊維原料、ワクチン生産、農業、エネルギー安全保障、運輸、物流といった優先分野において、二国間協力を更に強化・拡大したいと考えていることを改めて表明した。

これに対し、フン・マネト首相は、カンボジアとロシアの長年にわたる友好関係と伝統的な関係に関するロシア副首相の発言に同意した。

2026年は両国間の外交関係樹立70周年に当たることを強調し、カンボジアはロシアとの友好関係と協力関係をさらに強化するために引き続き協力していく用意があると述べた。

また、ロシアによるこれまでのカンボジアへの支援と援助に対し、心からの感謝の意を表した。

カンボジアの首脳は、上記分野における協力拡大へのロシアの意向を歓迎し、具体的な成果の達成に向けて、カンボジアの省庁、機関、民間部門と協議し、直接的な協力関係を構築するため、ロシア側に対し、関連分野の専門家代表団をカンボジアに派遣するよう促した。

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